タイってこんな国!?

このページは、私がタイ旅行に行って体験して、感じたこと、考えたことをまとめたサイトです。

  メニュー 

TOPページ 

中国 

台湾 

韓国 

インド 

シンガポール 

タイ 

 タイ体験記 

 タイの地理 

 タイの料理 

 タイのお土産 

 タイ関連news 

リンク 

更新日:
 2013年2月2日


          目   次  

 ◎コンビニのレジ袋(2013年1月23日)
 ◎タイ人は、外食が基本(2013年1月22日)
 ◎タイで屋外で食事ができる理由(2013年1月22日)
 ◎タイでは、昼間、ビールを買えない!(2013年1月22日)
 ◎空港の出国審査手続き(2012年11月1日)
 ◎バンコク市内のセキュリティ・チェック(2012年10月25日)
 ◎バンコク市内のバス(2012年10月25日)
 ◎タイのエスカレーター(2012年10月25日)
 ◎バンコク市内の電車事情(2012年10月25日)
 ◎バイクタクシー(2011年8月25日)
 ◎タイの大学生(2011年8月25日)
 ◎タイでお酒を飲む時は(2011年8月25日)
 ◎タイの選挙事情2(2011年5月24日)
 ◎タイの選挙事情(2011年5月24日)
 ◎トゥクトゥク(2011年3月20日)
 ◎街中の体重計(2011年3月20日)
 ◎タイには右折がない!?(2011年3月19日)
 ◎タイの交通マナー(2011年3月18日)
 ◎田舎のバス(2011年3月15日)
 ◎タイのホテルでマッサージ(2011年3月10日)
 ◎タイの手荷物検査が厳しくなった(2011年2月5日)
 ◎タイの出国審査(2010年10月23日)
 ◎バンコクは、歩道も危険!(2010年10月20日)
 ◎タイは野良犬が多い(2010年10月20日)
 ◎バンコクはバイクが多い(2010年10月20日)
 ◎タイの車事情(2010年10月20日)
 ◎タイ空港の親切な両替システム(2010年10月18日)
 ◎空港の入国審査(2010年10月18日)
 ◎タイの出国審査(2008年10月19日)
 ◎クレジットカードでの支払い(2008年10月17日)
 ◎ピンク・タクシー(2008年10月16日)
 ◎タイのエレベーター(2008年10月15日)
 ◎初のスワンナプーム国際空港(2008年10月15日)
 ◎タイの病院はホテル並み(2005年5月10日)
 ◎タイ人のお酒の飲み方(2004年9月10日)
 ◎タイの地下鉄(2004年9月10日)
 ◎タイの交通事情(2004年9月10日)


◎コンビニのレジ袋(2013年1月23日)
 バンコクのコンビニで水を買いました。水は、600mlくらいの小さいPETボトルです。メーカーもいろいろあって、値段もいろいろありますが、私が購入したのは7バーツ(約20円)でした。
 タイでは、水やジュースなど、PETボトルに入った飲み物を買うと、ストローをくれるようです。タイの人は、PETボトルに直接、口をつけて飲むという飲み方をしないのでしょうか。
 確かにインドでは、インドの人はPETボトルに口をつけて飲みません。私はインド飲みと呼んでいましたが、インドの気温では、口をつけて飲むと、その部分に雑菌が繁殖するために、そのような飲み方をしているのだと思います。(インド雑記、参照)タイでも、同様の理由で、PETボトルに口をつけない飲み方が一般的なのでしょうか。
 ただ、ストローは個別包装されている訳ではなく、コンビニのレジ台に置かれた缶のようなものに、たくさん入れて、置かれているだけなので、ストローが清潔かどうか、怪しい気もします。そんな状況で、会計を済ませると、ペットボトルとストローと、いわゆるコンビニ袋を手渡してくれました。
 コンビニ袋とは、プラスチック・バッグと言うのでしょうか、白くて薄い持ち手のついた袋です。お店を出ながら、その袋にPETボトルとストローを入れたら、PETボトルがストーンと落ちて、飛んで行ってしまいました。最初、何が起きたのか分からなかったのですが、コンビニ袋の底にはPETボトルが通った穴(正確には、熱で溶かして接着してある部分の接着が外れてできた穴)が開いていて、何が起きたか理解できました。
 買ったばかりのPETボトルは、ドロドロになってしまいましたが、まだ蓋を開けていませんでしたし、割れてもいないので、特に問題はなかったのですが、予想しなかったことだったので驚いてしまいました。そこで、一緒にいたタイ在住の日本人の方に「こんなことが起きたんですよ!」と勢いよく話をしたら、ものすごく冷静に「よくあることですよ。」と言われてしまいました。タイでは、良くあることだそうです。タイでレジ袋をもらったら、気を付けてくださいね。

◎タイ人は、外食が基本(2013年1月22日)
 バンコクに在住の日本人の方に聞いたのですが、タイの一般的な家には、台所がないそうです。もちろん、田舎に行けば、台所がある家が一般的で、家で食事を作って食べるのが普通だそうですが、バンコクでは台所がないアパート、マンションが一般的なのだそうです。
 何もないというわけではないようで、流し台くらいはあるようですが、調理ができるような設備はないようです。そのためタイの人たちは、朝から屋台などで食事を買って、事務所で朝食を食べたり、昼も外食、夜も外食、というのが一般的なようです。朝から道路沿いに並んでいる屋台も、それだけの需要があれば、納得です。
 台所があるアパートやマンションが全く無いというわけではなく、高級な(値段が高い)マンションであれば、台所もついているようです。しかし、奥さんが料理を作るのではなく、そういう高級マンションに住んでいる家庭であれば、お手伝いさんがいて、その方が食事を準備するのだそうです。
 もっとも、バンコクでは共働きが普通なようで、奥さんが家で家事をして待っているという生活スタイルは少ないそうです。このことからも台所がいらない、というシステムが普及しているようです。日本では、どんなに小さいアパートでも台所がない、というシステムはないと思います。こういうところに文化の違いが現れるのでしょうね。

◎タイで屋外で食事ができる理由(2013年1月22日)
 タイでは、タイ料理のお店は、屋外にテーブルを並べて食べさせるスタイルが多いようです。もちろんデパートやビル内のお店には、そのようなシステムはありませんが、道路沿いだったり、郊外にあるタイ料理のお店は、半分が屋内で、半分が屋外というスタイルが多いようです。
 暑い国ですから、日本人の私からすると、当然、屋内でエアコンが効いた中で食事をした方が快適だと思うのですが、タイの人は、屋外で食べる方が好きなようです。屋外というのも、屋根だけあるような屋外スタイルもありますが、屋根が全くない店舗も沢山、あります。
 タイ在住の方によると、和食、中華料理、韓国料理の店は、お店の中でしか食事ができないので、当然、エアコンがついた室内での食事なのに、タイ料理のお店は、必ずと言っていいほど、このような店舗スタイルなのだそうです。
 タイの人たちは、開放的な雰囲気でワイワイ、ガヤガヤしながら食事を食べるのが好きなのかもしれません。もちろんタイには雨季がありますので、天候によっては外のスペースは使えなくなるのですから非効率的な気もしますが、それでも屋外が良いという理由があるのでしょう。
 タイ在住の人の話では、タイでは、夜、虫がいないから、このようなことができる、とも言っていました。確かに、日本の夏は、電球に沢山の虫が寄ってきて、食事どころではなくなってしまいます。タイでは、夕方や雨が降った後は一時的に蚊が出てくるようですが、少し時間が経つと、全く虫がいなくなるのだそうです。暑すぎて虫が活動しないのか、日本にいるような虫がいないのか、詳細は分かりませんが、夜、虫が寄ってこない、というのはうらやましい環境です。タイの夜は、屋外で楽しむのが良いでしょう。



     ね!虫がいないのですよ!

◎タイでは、昼間、ビールを買えない!(2013年1月22日)
 昼間、テスコ・ ロータスとかビッグCという大型スーパーマーケットのフードコートで食事をして、その後、お土産を買うことがあったのですが、ある時、レジで、驚きの対応をされてしまいました。
 お土産には、ラープというタイのひき肉スパイシーサラダ味のプリッツなど、お菓子を中心に選んだのですが、自分用にビールを3本、買おうと思って、持っていたのです。ところが店員さんが、ビールを指さして、「NO!」と言うのです。何のことか、意味が分からずにいたら、紙に時間を書いて、見せてくれました。
 どうやらタイでは、アルコールを販売して良い時間が決まっているようです。どうやら11時~14時と、17時~24時までのようです。その日は、遅い昼食で、レジに行った時には、既に14時を過ぎていたのでした。
 この法律は、どうやら最近、できたものではなく、かなり昔からあったようです。西暦1972年に制定された「2515年革命団布告第253号」というのが、その法律だそうです。(2515年というのは、タイで採用されている仏暦だそうです。)これによると、アルコールを販売できるのは11:00~14:00 までと17:00~24:00までで、アルコールを提供する(飲ませる)店も24:00で終了(閉店)しないといけないそうです。また、選挙(投票)の前日18:00から禁止で、投票日は全面禁止だそうです。
 今まで、そのようなこと知らなかったのは、たまたま11時前や、14時過ぎにアルコールを買う機会がなかったからのようです。しかし、販売は違反でも、飲むことは違反ではないそうです。自分の家やホテルに在庫してあれば、それを飲むのは自由ということのようです。
 買っても、その時にすぐに飲むかどうかは個人の問題ですし、お土産としてアルコールを買うのに、時間が決まっているのは不便です。しかも、自分で所有していれば、飲んでも良いのであれば、一時的に販売を止める理由が全く理解できません。このような不便な法律は廃止してください!

◎空港の出国審査手続き(2012年11月1日)
 昨年と比べ、バンコクのスワンナプーム(Suvarnabhumi)国際空港の出国手続きが変更になっていました。まず、驚いたのは、相変わらずガラス張りの出国審査場ですが、全く、人がいなかったのです。昨年までは、いつ来ても、早朝にも関わらず、沢山の人であふれていたのに、偶然なのか、全く、人がいなかったのです。
 そこで、昨年の感覚で出国審査場に入ろうとしたら、入口がなくなっていました!うろうろしていたら、機内持ち込み用手荷物の検査が先に行われるということが分かりました。昨年までは、出国審査後にSecurity Checkだった上、出国審査まで30分以上、待たされていたので、PETボトルの水を持ってきていたのですが、飲む前に捨てなければならなくなってしまいました。どうやら、今年、2012年6月15日から変更になったようです。
 まず、エスカレーターで一つ上の階(5階)に上がって、手荷物検査を受けます。ここもガラガラに空いていたので、偶然、人がいない日だったのでしょう。手荷物検査では、ズボンのベルトも外すよう指示されました。
 手荷物検査が終わると、再びエスカレーターに乗って、1つ下の階に降りて、今までと同じ出国審査場で出国審査を行います。行ったり来たりさせられるのですが、それだけ沢山の人を吸収できる仕組みになっていると思います。後は、手荷物検査や出国審査の手際を良くしてくれれば良いと思います。ただ、相変わらず入国審査に30分以上も待たされたので、何とかして欲しいです。

◎バンコク市内のバス(2012年10月25日)
 バンコク市内を走っているバスには何種類かあるようです。バスの窓が全開だったように思えたので、タイ在住の方に聞いたところ、タイではエアコン付のバスとエアコンなしのバスがあるのだそうです。赤いバスは、エアコンがついていないので、窓が全開だったようです。
 同じ路線でもエアコンありとエアコンなしが走っているようです。もちろん、エアコンなしの方が、同じ路線でも料金が安いのだそうです。エアコンがついているバスは、距離に応じて料金が変わるようです。ところがエアコンなしのバスは、どれだけ遠くまで乗っても均一料金なのだそうです。
 また、乗車料金が無料のバスというのも走っているそうです。当然、運営費は税金によるものでしょうが、学生や低収入の人たちにとっては非常にありがたい制度ではないでしょうか。運営の難しさはあるにしても、良いシステムだと思います。
 ただ、バンコク市内の渋滞は、年々、激しくなっているようです。バンコク市内の自動車登録台数は2012年10月末時点で7,384,934台となり、年初から535,721台も増加したそうです。また、少なくとも2017年までは、自動車数が増え続け、かつ鉄道工事などによって慢性的な渋滞が増加する見込みだそうです。ちなみに、道路の拡張などは予定されていないようです。
 窓が全開のバスは、渋滞にはまったら最悪ですね。走らないと風が入らないでしょうから、暑くてたまらないですよね。渋滞は、いろいろな都市で問題となっていますが、なかなか解決できない問題ですね。



     こちらがエアコンなしです。



     こちらはエアコンありです。

◎バンコク市内のセキュリティ・チェック(2012年10月25日)
 バンコク市内では、危険を感じませんが、タイでも最南部の地域では、テロなどが起きており、日本よりも危険な国情と考えた方が良いのかもしれません。
 このため、タイ国鉄やBTS線の一部の駅、地下鉄線の全駅、一部のデパートなどの出入り口付近でセキュリティ・チェックが実施されていました。荷物を持ったままで、検査機を通るだけです。タイの人も、特に面倒くさがらずにやっていました。
 私がMRTの駅で、カバンを持って通った時、ブザーが鳴ってしまいました。係の人に促されて、カバンを開けると、ちょっと覗いただけでOKでした。何でブザーが鳴ったのか分かりませんが、あんな風に見ただけでOKなのでしょうか。本当に爆弾を持っているテロリストだったら、ちょっと見ただけでは分からないようにカムフラージュしているのではないでしょうか。
 ちなみにデパートの入口にもありましたが、そこではブザーは鳴りませんでした。基準があいまいなようですし、大きな意味があるようには思えませんでした。「セキュリティ・チェックをしていますよ」、というポーズなのでしょうか。あまり意味が分からない検査でした。

◎タイのエスカレーター(2012年10月25日)
 タイでエスカレーターに乗りました。電車(MRTやBTS)の駅や、デパートなどで利用しましたが、日本とは、全く様子が違っていました。
 まず、エスカレーターの速度ですが、日本よりも速度が速かったです。まあ、他の国でも、シンガポールなどは早かったと記憶しています。日本より早い国は多くあると思いますが、日本より遅い国はないと思います。日本は安全を重視しすぎな、過剰サービスなのではないでしょうか?多少、速くなっても、お年寄りを含め、そんなに困る人はいないと思います。日本は、無意味な設定だと思います。
 次に気が付いたのは、日本や韓国のように片側を空けるという習慣はない、ということです。つまり、エスカレーターを歩いて登っていく人がいない、ということなのです。
 駅のエスカレーターは非常に混雑していたので、ほとんど全ての段に2人ずつ立っていました。しかし、良く見てみると、2人連れだから2人で一緒に1段の上に乗っているのではなく、他人同士でも、全く気にせず、1段に2人ずつ乗っているのです。
 所々、1人で乗っているところもありましたが、その場合は、どちらか片側に寄っていました。たまたま、後ろの人が、その段に乗らなかったという感じでしたが、エスカレーターを歩いて登っていく人はいませんでした。エスカレーターを上るのは日本と韓国だけなのでしょうか?

◎バンコク市内の電車事情(2012年10月25日)
 タイのバンコク市内を走る電車にはBTSとMRTという2種類があります。BTSは高架鉄道で「スカイトレイン」とも呼ばれており、「Bangkok Transport System」の略称だそうです。一方のMRTが地下鉄で、「Mass Rapid Transit Authority of Thailand」の略称だそうです。
 この2線を相互乗換えできる駅があったりするのですが、そのシステムは大違いです。いずれも自動券売機で切符を購入できるのですが、MRTの方は、お札も使えるのですが、BTSはコインしか使えません。(一部、お札も使える機種があるようですが、見たことがありません。)しかも、BTSの駅には両替機がないので(多分)、みんな窓口に行列して、お札を係の人に渡して、コインに両替してもらわなければなりません。その後、券売機で切符を買うのですが、券売機は窓口とはかけ離れた場所にあるので、少し、歩いていかなければなりません。当然、券売機前でも行列です。非常に効率が悪く、しかも不親切な設計です。
 また、MRTの切符は、コイン型のトークンです。電車に乗るときは自動改札口にコインを当てればゲートが開きます。出るときは、コイン(トークン)を専用投入口に入れれば、ゲートが開きます。これは台湾のMRTでも同じシステムでした。
 一方、BTSの切符はカード式です。リサイクル式のプラスチック製カードなので、行先などの印字はありません。また、電車に乗るときは自動改札口にカードを入れるのですが、差し込む方向が決まっている(矢印がある)ので、ちゃんと入れないといけません。最初、分からくて、何度も戻ってくるのが不思議でした。
 この2種類の電車はバンコク市内の移動には非常に便利ですが、仲が悪いようです。この2種類の電車を乗り継ぐための共通のカードがないのです。(来年以降、導入が検討されているようです。)このため、片方の電車を降りて、次の電車に乗るには、それぞれ別々の切符が必要です。チャージ式のカードや、回数券型のカードがあるようですが、それぞれ別々のカードを買わないといけないのだそうです。不便なことこの上なしです。もっと便利なシステムにして欲しいと思うのは、私だけではないと思いますが、いかがなものでしょうか。

◎バイクタクシー(2011年8月25日)
 タイでは、バイクのタクシーが多くあります。ごく普通のオートバイの後ろにまたがって、目的地まで運んでもらう形のタクシーです。タイでは「モーターサイ・ラップ・チャーン」とか、単に「モーターサイ」と呼ばれているそうです。「モーターサイ」とは、「モーターサイクル(motorcycle:オートバイ)」が省略された言葉だそうです。「ラップ・チャーン」とは「請負業者」という意味のようです。モーターサイは、バイクの荷台に人を乗せて走るタクシーで、御客さんは一人しか乗れません。
 運転手はオレンジ色や紫色のジャケットを着ているので、「タクシー業者」であることが分かるようになっています。路肩や、広場に集まっていたりするので見つけやすいです。しかし、乗車するには、料金交渉が必要で、タイ語で交渉する必要があるため、観光時に使用するには、相当、ハードルが高いと思います。
 モーターサイは、車と車の間をすり抜けて走るため、渋滞が激しいバンコク市内では非常に有効なタクシーとして利用されています。運転手さんは、男性しか見たことがありませんが、御客さんは男性ばかりではなく、女性も利用しています。男性は、普通に後部座席にまたがって座ることが多いようですが、女性は横座りで乗車するのが一般的なようです。
 朝などは、学校に遅刻しそうな学生さんが乗っていたりして、若い方も気軽に利用しているようです。女性の方も気軽に利用されていて、タイの人にとっては安くて早い交通手段として認知されているようです。ただし、時々、歩道を走ったり、道路を逆走する運転手もいますので、少し、危険かもしれません。

◎タイの大学生(2011年8月25日)
 バンコクでは、街中で白いシャツに黒のスカートの女性をたくさん、見かけます。長いスカートの女性は幼い顔立ちをしていて、女子中学生くらいだと思っていました。少し、大人びた感じの女の子達の場合もあり、こちらは高校生くらいかな、と思っていました。
 また、この女性たちと似たような服装ですが、スカートの丈が短い黒のタイトスカートに白いシャツの女性達もいて、こちらは、少し大人びた顔なので、どこかのOLさんだと思っていました。だいたい、2~3人くらいでいますし、同じ服装ですし、ベルトも茶色で同じと思われたので、会社の制服だろうと思っていました。
 また、白いワイシャツに黒いズボンの男の子達もいて、これらは中学生か、高校生だろうと思っていました。バンコク市内では、このような人達を多く見かけます。中学生、高校生が制服で歩いているのだと思っていたのですが、大間違いでした。
 何と、この人達、全て大学生なのだそうです!タイの人に聞いたところ、タイの大学は制服なのだそうです。ですから白いシャツに黒いズボン、スカートというのが制服なのだそうです。もしかしたらシャツには学校の校章などがついているのかもしれませんが、そこまでは見えません。
 話では、ロングスカートの女性は1年生だそうです。1年生がスカートの丈を短くすると、上級生に文句を言われるのだそうです。2年生以降、スカートの丈を短くしたり、おしゃれをしていくことが許されるのだそうです。
 また、大学によって厳しさが違っており、比較的、田舎の大学の方が、服装に対する規制が緩やかで、ちょっと派手な格好をしている人もいるそうです。バンコク市内の大学は、真面目な大学が多く、あまり派手な学生はいないようです。しかし、中学生くらいに見えるというのは、タイの人は、かなり幼いような気がします。



◎タイでお酒を飲む時は(2011年8月25日)
 以前、タイでは、ビールに氷を入れて飲むのが一般的だと書きましたが、そういえば、氷以外にも日本と違うシステムがありました。
 タイでは、料理屋さんに入って、ビールやワインなどのお酒を頼むと、そのテーブルにお酒を置くための専用のテーブルを持ってくるのです。その上にビールやアイスペールなどを置いておくのです。日本では、そんな余計なテーブルを置く場所も、そのテーブルを置いておく場所もないと思うのですが、タイでは、タイ料理のお店に限らず、中華料理、韓国料理、日本料理などのお店に行っても、同じシステムです。
 日本では、自分達の近くに瓶をおいて、勝手に手酌で飲んだりするのが多いと思いますが(高級なお店は違うと思いますけど)、この方式では、手が届かなくて面倒な気がします。
 ところが、どのようなお店でも、タイでは、お店の人がお酒をついでくれます。減っているグラスを見れば、氷とお酒を注いでくれるのです。何とも、ありがたいような面倒くさいようなシステムです。日本では考えられないサービスだと思います。ちょっと変わったシステムではないでしょうか。



◎タイの選挙事情2(2011年5月24日)
 タイの選挙にともなう怖い話がありましたが、逆に、微笑ましい事情もあるようです。タイの人に聞いたのですが、街中の至る所に立てかけてある選挙の看板ですが、選挙の日の夜、一斉に撤去されるのだそうです。
 「決められた時間があって、それを過ぎると、一斉に撤去される」という説明だったので、政府の指示で行うのかと思ったら、どうやら、そうではないようです。何と、立て看板を欲しい人が、陣取っていて、撤去して良い時間になったら、奪い去っていくのだそうです。
 何のために、そんなことをしているのかと言うと、どうやら、この立て看板が「売れる」のだそうです。ということは、個人で持っていくのではなく、きっと組織的に看板を回収、販売する業者があるのかもしれません。
 このことを私に教えてくれた人も、どこで売って、何に使うのかまでは知らないとのことでしたが、選挙の立て看板を買って、一体、どうするつもりなのでしょうか?日本だったら、くれると言われても、要らないと断るのではないでしょうか。田舎のレストランとかに飾って、「本人が来た」とでも言い張るのでしょうか。ちょっと、理解できませんね。



  道路沿いの立て看板です。日本以外では、政党の「番号」が書かれていますね。

◎タイの選挙事情(2011年5月24日)
 タイは、今年、7月3日に総選挙があるそうです。街中には、大きな立て看板があちこちに立てかけられて、いかにも選挙という感じです。このような雰囲気は、韓国や台湾と同じ感じです。
 ただ、大きく違う点は、タイは、もっと怖いということです。選挙の告示があった後、テレビのニュースで、いわゆる「殺し屋」100人以上のリストが発表されたそうです。この殺し屋は、候補者を直接、殺すのではなく、選挙参謀や地方の有力な人物(地方で票をとりまとめるような人)を狙うのだそうです。
 既に暗殺事件は起きていて、5月10日にバンコクに隣接するサムットプラカン県(Samut prakarn)でタクシン派、プゥア・タイ党所属のプラチャー・プラソップディー元下院議員が何者かに銃撃されたそうです。元議員が地方行政選挙のため、地元の政治家のキャンペーンを支援した帰り、プラチャー氏が運転する車に2人乗りのオートバイが近づき、銃を発砲したそうです。プラチャー氏は背中と肩口に5発の銃弾を受け、近くの病院へ運ばれ、現在は安全な状態にあるとの事です。
 映画でしか見ないような殺人事件(今回は、殺人未遂のようですが)が、普通に起きるのがタイのようです。ちょっと怖いですね。

◎トゥクトゥク(2011年3月20日)
 トゥクトゥク(TUK TUK)は、東南アジアでは一般的な交通手段の1つで、三輪の自動車です。バイクを改造したような感じですが、インド、バングラデシュなど、多くの国で活躍している移動手段です。
 トゥクトゥクは、正式には「サムロー」というようです。「サムロー」とは、タイ語で「三輪自動車」という意味だそうです。「トゥクトゥク」という俗称は、エンジンの音が「トゥクトゥク」と聞こえることから、広く呼ばれるようになったという説があります。
 トゥクトゥクは、料金を交渉する必要があるため、個人的に使用したことはありませんが、現地の方と同行した際、何度か、使用しました。1993年に旅行で来た時は、バンコク市内を我が物顔で走っていましたが、近年は交通整理が進み、トゥクトゥクが走れる道路、エリア等が厳しく決まっているそうです。このため、バンコク市内の大通りでは見かけることはなくなり、裏通りなどにいかないと乗れないようになりました。
 窓やドアがないため、バンコク市内の空気を肌で感じることができますし、運転手によっては、ちょっと強引な運転を体験することもできます。日本では体験できませんので、観光気分を味わうにはもってこいかもしれません。

◎街中の体重計(2011年3月20日)
 タイの人は健康管理が大好きなのだそうです。タイの人で、太っている人がいないのは、そういう生活姿勢の表れなのでしょうか。それとも、単に太りにくい体質なのでしょうか。あるいは、一般的な食事が野菜中心で太りにくいとか。
 そんなタイの人ですが、私が驚いたのは、体重計がコンビニエンスストアの入口にあることです。初めは、何の機械か分からなかったので、何かのゲームかと思いました。タイの人に「これは何ですか?」と聞いたら、ごく普通に「体重計ですよ」と教えてくれました。
 良く見てみると、コインを入れるところがあります。有料で、金額は1B(約3円)だそうです。タイの人いわく、「家に体重計を持っている人は少ないので、健康管理のために測定したいんでしょうね。」とのことでした。
 ここは、コンビニエンスストアの入口なんですよ。一体、どんな人が体重を量っているのでしょうか?残念ながら、一度も、体重測定をしている人を見たことはありません。本当に、ニーズがあるのでしょうか?

   
 このような体重計がコンビニの入口付近にあります。 

◎タイには右折がない!?(2011年3月19日)
 タイの車は右ハンドルです。日本と同じですので、車は左側通行です。このため、日本から移動しても、特に違和感もなく、タクシーに乗り込むことができます。しかし、街中を走っていて、日本とは違うルールがあることに気がつきました。
 タイでは、基本的に右折がないのだそうです。ほとんどの交差点が右折できないようです。このため、右折をしたい交差点は、一旦、直進して通り過ぎます。すると、一番右の列がUターンレーンになっていて、そこでUターンします。そして、再度、交差点に戻ってきて、目的の交差点を左折します。ほとんどが、このパターンのようです。タイの人の話では、この方法はヨーロッパの方式で、交差点での渋滞がなくなるのだそうです。
 もちろん全ての交差点が右折禁止ではなく、時々、右折できる交差点もあるようです。ただ、許可された車だけが右折できる交差点があったりして、前の車についていって右折すると、自分だけが警察につかまるということもあるようです。
 ちなみに、この人の体験談によると、タイの警察官は、やっぱり賄賂を受け取るのだそうです。上手に渡さないといけないのだそうです。相場は100Bらしいですが、タイ人と外国人では違うかもしれません。タイに旅行に行って、車を運転する予定の方は、十分に御気をつけください。

◎タイの交通マナー(2011年3月18日)
 タイのドライバーは、ハザードランプを使わないようです。バンコク市内は、結構、渋滞しているのですが、タイのドライバーは、かなり強引に割り込んできます。「え、スペースないのに、そんなに突っ込んでくるの?」というくらいに、強引に割り込んできます。
 ところが、タイでは割り込まれた方も、特に何とも思わないようです。クラクションを鳴らすこともなく、何とも穏やかです。タイでは、ほとんどクラクションの音が聞こえません。割り込む方も、割りこまれる方も、お互いさまという感じなのでしょうか。
 また、割りこんだ方は、日本のようにハザードランプを点灯させることもありません。日本では、ハザードランプを点灯させて、感謝の気持ちを伝えておかないと、余計なトラブルの元になったりしますが、タイでは、そんなことはないようです。
 タイのドライバーがハザードランプを使わないのは、渋滞の時もそうでした。高速道路を走っていた夕方、バンコクに入った途端、渋滞していたのですが、どの車もハザードランプを点灯させたりしませんでした。日本では、一番後ろに着いた車はハザードランプを点灯させて、後ろの車に渋滞を知らせると思うのですが、タイでは、そのような習慣はないようです。

◎田舎のバス(2011年3月15日)
 タイの田舎では、ピックアップトラックの荷台を改造した車がバスとして利用されているそうです。実際にはバスというよりも、乗り合いタクシーのようです。この車のことをタイでは「ソンテウ」と呼ぶそうです。「ソンテウ」とは、タイ語で「2列」という意味で、荷台の両脇に「2列」の座席があることから、「ソンテウ」と呼ばれているそうです。
 このようなタクシーとは関係なく、タイではピックアップトラックの荷台に沢山の人が乗って、移動している光景を見ます。現場工事の人などは、1台の車に沢山、乗せて移動している光景を良く見かけますし、ちょっと高級そうな車の荷台にも友人らしい人達が数人、乗り込んで高速道路を走っている光景も見かけます。この乗り合いタクシーは、それを公的に行っているということのようです。
 町中でみかける工事業者の移動や、ピックアップトラックには屋根がついていませんが、ソンテウには、もちろん屋根がついています。ですから、雨の日でも安心です。しかし、エアコンはありませんので、乗り心地は良くなさそうです。
 乗り降りは、後ろの1箇所だけです。ドアはついていません。沢山の人が、同時に乗り降りするには少し、不便なようです。どうやってお金を払うのかを聞いてみたところ、降りた後、助手席の人に、お金を支払うのだそうです。運転手は運転席に座っていますし、これでは自由に乗り降りできて、無料で利用できそうです。タイの人に聞いてみた所、「タイでは、そんなことをする人はいないですよ。」とのことでした。タイの人は、みんな真面目なのでしょう。
 見ていたら、みんな降りた後、ちゃんと助手席の人に声をかけて、ちゃんと、お金を払っていたようでした。本当に真面目な国民なのですね。集金係が、客が乗る所にいれば、乗客も面倒がなくて良いと思うのですが、バス会社の人が暑がって、実現しないのでしょうか。
 ちなみに、このバスも人数制限はないようです。沢山、乗り込んで、乗り降りに時間がかかってしまった場合、途中で運転手が車を発進させてしまう、なんてことはないのでしょうか。何となく、不安です。また、座れれば良いですけど、立っているのは危ないと思います。

   
 これが、タイの田舎で走っているバスです。 
   
 後には、乗り降りできるように手すりと、ステップがついています。

◎タイのホテルでマッサージ(2011年3月10日)
 バンコク市内のホテルでマッサージを受けました。ホテルの案内に内線番号が書いてあるので、ホテル内にあるマッサージ屋さんなのだと思います。案内には、1時間600バーツ(タイマッサージ)、営業時間は10時~23時と書いてありました。(正確には、「From 10:00 AM to 11:00 PM」と書かれていました。)
 市内で食事をしてホテルに戻り、時計を見ると22時30分でした。まだ営業時間だと思い、電話をしてみたところ、「もう22時30分だ。23時までだから、マッサージはできない」と断られてしまいました。電話を切られた後、全然、意味が分かりませんでした。23時までの受付だから、まだ30分もあるのに、何故、断られるのだろう、という気持ちでした。
 翌日、ホテルに戻ったのは、22時でした。そこで、22時5分頃、再度、マッサージ屋さんに電話をしてみました。すると、「タイマッサージ、1時間、600バーツ」と確認できました。10分くらいで、マッサージの人が来てくれるとのことでした。
 22時15分頃、マッサージの方(おばちゃん)が部屋に来てくれて、再度、「タイマッサージ、1時間、600バーツ」と確認し、御願いをしました。(オイルマッサージは要らないか、とか聞かれましたが、タイマッサージをお願いしたのでした。)
 部屋でマッサージを受けていると、23時に部屋の電話が鳴りました。出てみると、マッサージ屋さんのようで、「マッサージ・レディに代わってくれ。」と言うので、電話を代わってあげたら、タイ語で何やら話をしていました。電話を切った後、マッサージの人が「23時だから、帰るという連絡なの。」と説明してくれました。そして、自分も「23時だから、帰らないといけない。」って言って、マッサージを終わりにしちゃいました。
 「え?終わりなの?」と聞いたら、時間だと言うのですが、実際には1時間もマッサージしていないじゃん!!1時間、600バーツって言ったのに、結局、40分くらいですよ!!結局、お金を支払いましたが、何だか、納得できないです。これがタイ流ということなのでしょうか。23時までというのは営業時間ではなく、スタッフの労働時間だったのでしょうか?こんなの、ありですか?

◎タイの手荷物検査が厳しくなった(2011年2月5日)
 2月4日にタイから帰国したのですが、タイを出国する際の手荷物検査が厳しくなっていました。出国審査の後、手荷物検査があるという順番に変わりはありません。また、出国審査に20分~30分くらい待たされることも、いつもと同じでした。
 ところが、手荷物検査は昨年10月よりも厳しくなっていました。他の国と同様、手荷物中にノートPCがあれば、鞄から出して検査してもらいます。もちろん携帯電話や金属製品などを持っていれば、出して検査します。ジャケットを着ていれば、これも脱いで検査してもらいます。
 当然のように、これらの準備をして、検査ゲートをくぐろうとしたら、係の人に止められてしまいました。何かと思ったら、ズボンのベルトをはずせ、と言うのです。最近では、そこまでさせられることがなかったので、厳しくなったのだと思います。国や、時期によっては、靴を脱がされたこともありましたが、最近は、あまり、そこまでしていないですよね。
 指示に従ってベルトを外し、ゲートをくぐったら、目の前に人が2~3人くらいの人が入れるような大きさのガラス(透明な樹脂製?)の箱があるのです。中に入るのかと思ったら、係官が、「こっちを通れ!」と言ってきて、そのガラスケースの横の狭い通路を通らされ、荷物を受け取る所に案内されました。
 あのガラスケースは何だろう、と思って見ていたら、ゲートをくぐった時にブザーがなった人(金属類を身につけていて、ひっかかった人)が、そちらに案内されるようでした。いろいろな派手な格好をした何処かの国のおばちゃんが、そちらに案内されていました。とこが出口は内側からは開けられないようになっていて、ガラスケースの内側でドアをガンガン、叩いていました。すると、係官が来て、外側からドアを開けて、前に来るように指示して、身体検査をしていました。女性の場合はベルトをはずさなくても良いのでしょう。きっと、身体検査をする順番待ちをさせるためだけにガラスケースを作ったのだと思います。
 ゲートを通過した正面にあるガラスケースの意味が分からず、関係ないのに入ってしまう人がいたりして、あまりスマートなシステムとは思えませんでした。新しい空港なら、もっと最新の設備を導入して、混雑しないで、かつ分かりやすい方法を採用した方が良いのではないでしょうか。

◎タイの出国審査(2010年10月23日)
 タイの出国審査については、2年前にも驚いたことがありました。あの時は、出国審査なのに、「タイ人用パスポート」と「外国人用」と窓口が分かれていて、非常に混雑していて憤慨したのでした。今回は、「タイ人用パスポート」と「外国人用」には分かれていませんでしたが、超長蛇の列でした。
 くねくねと大蛇のように並ばされたのですが、1列あたり50人くらいで、6列になっていました。ですから、300人くらいの人が並んでいたことになります。スワンナプーム国際空港は、出国審査の後で手荷物検査です。ですから先に出国審査となるのですが、この出国審査場に入る手前でパスポートと航空券のチェックがされます。そのチェックをしている人のところまで行列ができていたのです。
 カウンターを見てみると、これだけの人が並んでいるにも関わらず、たったの3つしか開いていないのです。こんな対応なら、行列になるのも当然です。まあ、朝の6時20分だからかもしれませんが、時間ではなく、飛行機の便数を考えて対応するべきです。少しして5つのカウンターが開きましたが、出国審査の人の増え方の方が早いです。カウンターは、全部で16箇所くらいあるのに、たったの5つしか使わないなんて勿体ないです。
 結局、大行列に並んで、出国審査が終わるまで、35分もかかりました。いろいろな国で待たされたと思いますが、一番、長い時間、待たされたと思います。タイでは、出国時には、遅くとも2時間前くらいに空港に着かないと、飛行機に乗り遅れるかもしれませんよ。

◎バンコクは、歩道も危険!(2010年10月20日)
 バンコクの歩道は、結構、歩きにくいです。歩きにくいというよりも、危険、と言った方が良いかもしれません。
 というのも、歩道を歩いていると、前から、あるいは後ろからバイクが走ってくることが多いのです。バンコク市内は、結構、渋滞が激しいので、その渋滞を避けるため、歩道を走るバイクがいるようです。このため歩道をのんびり歩いていると、バイクにひかれそうになってしまうのです。また、バンコクではバイクのタクシーがあるのですが、こういう業種のバイクも歩道を走ったりしますので、結構な頻度で歩道をバイクが走っています。
 歩道に屋台のお店が出ていたりするので、もともとが広い歩道でも、一部が狭くなっていたりします。また、バス停などがあって、歩道が狭くなっていたりもします。しかし、そんなことにはお構いなく、バイクが走ってきますので本当に危険な感じがします。
 ただ、タイの人は、そんなバイクに文句を言ったりしませんので、誰もが、そのような状況を認めているということなのでしょう。これも、タイの人のおおらかさなのでしょうか。

◎タイは野良犬が多い(2010年10月20日)
 バンコクを歩いていて驚いたことに、意外に野良犬が多いと思いました。市民のみなさんも特に気にしていないようですが、5分くらい歩いている間に、4~5匹も見て、かなり多いなと思いました。歩道橋の階段に横になって寝ている犬や、うろうろと目的もなさそうに歩いている犬など、いろいろな犬がいました。
 歩いた場所によるのかもしれませんが、生ごみを捨ててあるような場所や、ゴミ捨て場みたいなところはみかけませんでした。ですから、そのようなゴミをあさって食事をしているのではないと思いますが、彼らの食事は、一体、どうしているのでしょうか。
 タイでは、屋台が出て、お昼御飯や夜御飯を食べることがあるので、そういうお店で、御飯をもらったりするのでしょうか。野良犬が多いことにも驚きましたが、どうやって生活しているのかと考え、少し、不思議な感じになりました。

◎バンコクはバイクが多い(2010年10月20日)
 バンコクも、意外にバイクが多いと思います。もちろん、全体的なバイクの数は台湾よりも少ないと思います。(というより、台湾のバイクの多さが異常なのだと思うのですが)ただしタイでは台湾と違って、「バイクのタクシー」がやたらと多い気がします。
 オレンジのベストを着た人が運転していて、その後ろに女性が横座りしていたり、おじさんが運転手にしがみついていたりするのですが、これがバイクのタクシーなのだそうです。バンコクでは、いろいろな所にバイクのタクシー屋さんがあって、渋滞を気にせず、早く、安く移動できるので、人気があるようです。
 ただし、このバイクタクシーは、かなり無謀な運転もしているので注意が必要です。歩道を走るなんて当たり前で、渋滞している車道なら逆送することもあります。まあ、普通は車道を、ちゃんと走っていますので、このような危険な運転は特殊な場合なのでしょうが、バイクタクシーに乗るのは、危険が伴うように思います。

◎タイの車事情(2010年10月20日)
 タイでは、いわゆるピックアップトラックを多くみかけます。ピックアップトラック (Pickup truck) とは前半分が普通の車のボディで、後側に荷台がついている自動車で、小型のトラックとも言えるのですが、いわゆる「トラック」よりも見た目も格好よく、スポーティーな感じがする車です。日本では、あまり見ないので、ピックアップトラックの多さは、タイの特徴だと思います。
 タイでは、そのピックアップトラックの荷台に人が沢山乗っていたりするのですが、タイの人に聞いたら、これは違法ではないそうです。日本では、そんな乗り方をしていたら、間違いなく警察に止められてしまうと思うのですが、タイではOKなのだそうです。
 タイの旧正月には、ソンクラーン(Songkran Festival)というお祭りがあるのですが、その頃、みんな田舎に帰るのですが、ピックアップトラックの荷台に沢山の人が乗って、どんちゃん騒ぎをしながら帰るのだそうです。すると、酔っ払ってか、騒ぎすぎてか、この荷台から人が落ちるという事故が多発するのだそうです。それでも、これを取り締まらないというところがタイのおおらかさでしょうか。
 また、タイでは、オートバイに3人や4人の人が乗っている光景も見かけますが、これも違法ではないそうです。オートバイに乗る際、ヘルメットの着用は義務付けられているのだそうですが、ヘルメットをしていれば、何人で乗っても良いのだそうです。



◎タイ空港の親切な両替システム(2010年10月18日)
 空港で、お金を換金しました。2万円を渡したら、最初に計算書を渡してくれて、「ここに、サインしろ」って言われました。見てみると、「7,034BHT」と書いてありました。
 サインをして、紙を渡すと、最初に小銭を渡してくれました。数えてみると、10バーツのコインが1枚と、1バーツのコインが4枚でした。何度も見てみましたが、30バーツのコインではなく、10バーツのコインです。「あれ、14バーツしかくれないけど、20バーツは手数料なのかな」と思っていたら、次に、札束を渡してくれました。
 その札束は、1,000バーツが5枚、500バーツが3枚、100バーツが5枚、20バーツが1枚でした。計算通り、間違いなく、7,034BHTあり、しかも使いやすいように適度に細かく分割してくれていたのでした。
 このようなサービスは、今まで、どの国に行ってもなかったので、ビックリでした。タイの両替は、とても親切です。親切すぎて、お金が合っているか、確認するのが面倒でした。

◎空港の入国審査(2010年10月18日)
 スワンナプーム国際空港は大きいです。やたらと歩かされます。そして、非常に蒸し暑かったです。せっかく入国してタイの歓迎ムードにひたれるかと思ったら、異常に蒸し暑い中を、やたらと歩かされてしまいました。ちょっと、残念です。
 さらに、入国審査場に到着したと思ったら、係官が待っていて、「ここは混雑しているから、向こうに行け!」って感じで指示され、さらに遠くの入国審査場に行かされることになってしまいました。それが、また遠いのです。
 空港に到着した際、飛行機内でわざわざ、「成田空港で預けた荷物は、17番の番号のターンテーブルから出てきます。」とアナウンスしてくれたのに、その17番が遠くなる入国審査場に行かされてしまいました。
 さらに、入国審査が厳しくなったのか、やたらと時間がかかっていました。たったの10人くらいしか並んでいなかったのに、結局、20分以上も待たされてしまいました。まあ、これは文句を言っても仕方がないことですが。なんだか、入国するだけで、いらいらして、ドッと疲れたのでした。

◎タイの出国審査(2008年10月19日)
 スワンナプーム国際空港の出国審査には驚きました。出国審査なのに、「タイ人用パスポート」と「外国人用」と窓口が分かれていました。初め、比較的、列が短いところに並んでいたのですが、しばらくして、前にいた小母さんが、「ここはタイのパスポート用ですよ」と教えてくれました。そこで初めて、そんな差別があることを知りました。
 普通、入国審査は自国者用と外国人用が分かれていますが、出国審査は一緒ですよね。何で、そんな差別をするのか、理解できません。また、出国審査でも入国審査の時と同じカメラがあり、個人個人の識別をしているようでした。このせいでしょうか、やはり出国審査も非常に時間がかかりました。今まで、入国審査に時間がかかるのはインド、入国審査も出国審査も時間がかかるのは中国、というイメージでしたが、タイは中国以上に遅いと思います。せっかく空港が新しくなったのであれば、もう少し、サービス面も向上させてくれれば良いのに、と思います。

◎クレジットカードでの支払い(2008年10月17日)
 タイでクレジットカードを使用して驚いたことがあります。支払いをした時、「タイ・バーツで支払うか、日本円で支払うか、どちらにするか?」と聞かれました。クレジットカードで支払いをした時って、普通は現地通貨で支払いをされて、クレジットカード会社の方でレート換算して、日本で請求されると思うのですが、現地でこんなことを聞かれたのは初めてでした。
 しかし、支払いをして、手渡された明細書を見ると、タイ・バーツでいくら、レートがいくら、日本円でいくら、と書かれているのです。一目で、日本円でいくらか分かるので、非常に便利ですが、今までにないシステムだと思いました。

◎ピンク・タクシー(2008年10月16日)
 今回、4年振り位のバンコクでしたが、非常に驚いたのは、ピンク・タクシーです。と言っても、いかがわしいものではありません。車体が全てピンク色のド派手なタクシーが、山のように街中を走っているのです。



 ピンクだけでなく、青、オレンジ、などド派手な色に塗られたタクシーが沢山、走っていました。それまで、バンコクのタクシーは上半分が黄色、下半分が緑色のツートンカラーというイメージでした。また、車体もぶつけて凸凹しているのは当たり前で、汚い車、というイメージでした。もちろん、今も、このようなタクシーは走っていました。
 しかし、それ以上にピンク、青、オレンジの車体で、ピカピカに車体を磨いたタクシーが沢山、走っているのです。非常に驚きました。タイの人に聞いたら、この2~3年で、こういうタクシーが増えた、とのことでした。社会に余裕が出てきたのか、金持ちが増えてきたのか、分かりませんが、これもタイが発展していることの1つの表れでしょう。
 ちなみに帰国する日、ホテルでタクシーを呼んでもらったら、期待通り、黄色と緑色のタクシーが来ました。しかも車体はボロボロ、窓を開けるスイッチは壊れていて、無い!スーツケースを車のトランクに入れたら、トランクが閉まらない!ゴム紐のようなもので、トランクを固定して、にっこり笑って、出発でした。さらにメーターなんか倒さないし、空港に着いたら、400バーツも要求されました。タイの人には、ホテルから空港まで300バーツくらいだと聞いていたのに。これこそ、タイですね。



◎タイのエレベーター(2008年10月15日)
 タイのエレベーターには、13階がありません。12階の次は14階でした。全てのエレベーターがそうかは、分かりませんが、私が乗った2~3機のエレベーターは、そうなっていました。13が縁起の悪い数字なのでしょうか。
 ちなみにタイのエレベーターは、速度が遅い気がしました。上下の速度は分かりませんが、ドアを閉めるボタンを押してからの反応が大変、遅く感じました。泊まったホテルのエレベーターは三菱製でしたので、メーカーの問題ではなくタイ仕様なのだろうと思います。タイの人はのんびりしているのでしょうか?不思議です。

◎初のスワンナプーム国際空港(2008年10月15日)
 初めて、スワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi International Airport)に到着しました。非常に大きくなったことと、明るくなったことに驚きました。今までのドン・ムアン空港(Don Muang Airport)は、暗いイメージがありましたが、やはり新しい空港は良いですね。スワンナプームとは「黄金の土地」という意味で、2006年に即位60年を迎えられたプミポン国王陛下が命名されたそうです。
 飛行機を降りる前に、「皆様のバゲージ・クレーム (Baggage Claim)は18番です。」という機内アナウンスがあり、何故、そんなことを言うのか分かりませんでした。しかし、入国審査場に向かって、長い長い通路をひたすら歩いていたら、気が付きました。
 バゲージ・クレームの番号が「1~6」などと書いてあり、そのバゲージ・クレームごとに入国審査場があるのです。各入国審査場へは、専用の通路があり、強制的に一列に並ばされるので、大量に飛行機から人が降りてきても大丈夫なように考えてあるようです。
 ただ、入国審査管が4人くらいしかいなくて、窓口が開いていませんでしたので、非常に混雑し、かなり待たされました。列の一番前には、専門の係の人がいて、「あっちの窓口」とか、「こっちの窓口」とか振り分けていました。この人は、入国カードをチェックしてくれて、サインをし忘れていた人に、「サイン」と言ってサインをさせ、さらにペンまで貸していました。彼のお蔭で、審査管の仕事は少し楽になっているのでしょう。
 入国審査の際は、審査管のいる机の上に専用のカメラが置いてあり、こちらの顔を撮影しているようでした。審査中に、カメラのレンズが「ウィーン」って動いていましたので。この動きが遅いせいなのか、今までのどの国の入国審査よりも時間がかかったように思います。カメラのところに「ここを見て、動くな」と書いていないので、みんなキョロキョロ、そわそわして、なかなかピントが合わないのかもしれません。もっと工夫すれば良いのに、と思いました。

◎タイの病院はホテル並み(2005年5月10日)
 インドで仕事をして、日本に戻る途中、時差ボケ解消の意味もあって、タイで数日を過ごす日程を組んでいました。(インドは時差が3時間30分ですが、タイは2時間のため、少し、楽になるかと思ったのです。)
 ところが、タイに着いた日の夜、ホテルで寝ていたら高熱が出て、ダルさと吐き気で身動きがとれなくなってしまいました。バンコクの知人に依頼して迎えに来てもらい、バンコクの病院に連れて行って貰ったのですが、タイの病院は、驚きの連続でした。
 まず、外観、内装などがとても明るくて素敵で、日本の病院とは大違いでした。まるでホテルのような印象を受けました。受付も、日本の病院の受付という感じではなく、ホテルのロビーのような雰囲気で、ゆったりとしていてとても過ごしやすい(ゆっくり滞在できそうな)場所でした。
 受付を済ませると、診療する科のある階に移動して、そちらで再度、受付をしました。そこで問診表に記入した後、身長と体重を測らされました。確かに、正確な薬の量を決めるには体重が必要かもしれません。しかし、日本の病院では、そんなことをしたことがなかったので、驚きでした。
 その後、名前を呼ばれて個室に入れられ、そこで担当医の診察となります。日本人のお医者さんがいて、日本語での対応で、非常に安心できました。聞いてみると、日本の病院と提携していて、日本からお医者さんが交代でタイに来ているのだそうです。このようなサービスがあれば、駐在している日本人にも安心でしょう。このようなシステムは日本に限らないようです。また、英語であれば、タイ人のお医者さんでも全く問題ないようでした。
 薬をもらって、一応、検査をすることになりましたが、検査結果が出るのが1週間後とのことでした。残念ながら、2日後には日本に帰国する予定でしたので、検査結果は分かりません。もし、危険な伝染病にでもかかっていたら、日本まで追いかけてくるのでしょうが、薬を飲んでいたら翌日には体調が戻りましたので、大したことはなかったのだと思います。
 タイの人に聞いたら、タイの病院では、すぐに入院させられるので気をつけた方が良い、とのことでした。入院させて、入院費を稼ぐのだそうです。しかし、部屋は個室でテレビや冷蔵庫はもちろん、シャワーも完備されていて、日本食のルームサービスもあるそうです。まるで豪華ホテルのようなサービスです。それでも、そんなに値段は高くないとのことで、希望すれば、すぐに入院させてもらえるよ、とのことでした。
 幸い、大事にはいたらず、日本に戻ってからぶり返すこともなかったので一安心でした。しかし、タイの医療サービスが、そのような発展(?)をしているとは驚きでした。タイでなら、怪我をしても、言葉の問題なく、安心できそうですね。

◎タイ人のお酒の飲み方(2004年9月10日)
 タイでは、色々な飲み物に氷を入れます。例えば、ビール、ワインなどにも平気で氷を入れます。これは、タイに限らず、中国、台湾、シンガポールでも同じでした。もしかしたら、暑い国では、普通のことなのかもしれません。多分、暑いから、冷たく冷やしてきた飲み物も、テーブルの上に置いておくと、すぐに温かくなってしまうから氷を入れるのだと思いますが、それでも日本人の感覚からすると不思議な感じです。
 ビールに氷を入れれば、泡がシュワーと出て、ビールでなくなってしまいそうなのですが、こちらの人は全然、気にしません。ひどい時は、氷をかき混ぜて、冷やそうとするのです。確かにビールは冷えるのかもしれませんが、泡がなくなってしまっては、既にビールではないような気がします。
 ワインなども、味が薄くなってしまうと思うのですが、一向に気にしません。アルコール飲料であって、冷たく飲めれば良い、ということなのでしょうか?なんだか、もったいないような気になってしまいます。ちょっと、私には真似できませんね。



◎タイの地下鉄(2004年9月10日)
 タイの交通事情が大きく変わったというのが、10年振りにバンコクに来た感想でしたが、もっと驚くことがありました。何と、バンコクにも地下鉄が完成したのだそうです。私が来る、ほんの2ヶ月前、7月3日に開通したのだそうです。
 現地の人に聞いてみたら、正式開通までは無料で利用できたそうで、試運転後、一定の期間は無料だったようです。タイで初めての地下鉄ですから、利便性について実感してもらうために、無料利用期間を設けたのでしょうか。それとも、タイ流のサービスなのでしょうか。
 地下鉄ごときで、感動する必要ないのでしょうが、10年前にバンコクに来た時、突然、スコールがあって町中のいたるところが水没して、泥水の川の中を歩いた記憶があったので、こんな国で地下鉄なんか作って大丈夫か?というのが最初に聞いた感想でした。
 もちろん、そんなことは考えられて作られているものと思います。しかし、まだまだ開通したばかりで、不便な点があるようです。これからドンドン路線が増えて行くと、バンコク中心部の渋滞も解消されるのかもしれません。

◎タイの交通事情(2004年9月10日)
 タイには、10年振りにきました。前回は、1994年の3月でしたから、正確には10年半振りのタイです。10年振りにタイに来て、驚いたのは、非常に都会的になっている、ということでした。
 1994年当時は、街中にはタクシーなどはほとんどなく、旅行で来て、気軽(言葉の問題がありましたが)に移動するにはトゥクトゥクが主流でした。
 「トゥクトゥク」は、正式には、「サムロー(รถสามล้อ)」と言うらしいです。「サムロー」とは、タイ語で「三輪自動車(オート三輪車)」を意味する言葉だそうです。インドのオート・リクシャー(auto-rickshaw)と同じ乗り物です。オート三輪の後部に、二人乗り用の前向きシートをくっつけたものです。ビニール生地の屋根が張られていて、一応、日差しが避けられるようになっています。側面にドアなどはなく、開放されています。運転席は前部中央にあって、オートバイのようなバー型のハンドルで操作しる乗り物で、昔は、タイでは町中にトゥクトゥクがあふれていました。
 ところが、10年振りに来たバンコクでは、トゥクトゥクが全然、いないのです。どうやら、バンコクの中心部ではトゥクトゥクの乗り入れが禁止されているのだそうです。その代わりに、普通の乗用車のタクシーが沢山、走っていて、近代化されたという印象を持ちました。10年というのは、大きな変化があるのですね。





inserted by FC2 system