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更新日:
2011年3月21日
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◎カオマンガイ、カオマンカイ(ข้าวมันไก่:Khao Man Kai)
茹でた鶏肉と鶏肉のスープで炊いた御飯。
タイ語で「カオマンガイ(ข้าวมันไก่:Khao Man Kai)とは、シンガポールで言うところのチキンライスです。茹でた鶏肉を、鶏肉からとったスープで炊いた御飯と一緒に食べる料理です。そして、チキン・スープが一緒に提供されます。日本では、一般的に「カオマンガイ」と表記されていますが、現地では「カウマンカイ」と発音した方が通じやすいようです。
使用される鶏肉はタイの旧国名「シャム」に由来する軍鶏(シャモ)肉が主流だそうです。また、米もタイで生産されたタイ米(ジャスミン米)であることから、タイ料理として位置づけられているようです。
タイ国内では、街のいろいろな場所にカオマンガイの専門屋台があります。カオマンガイに使われる鶏が吊るされているのが専門屋台の目印です。また、中華系の屋台では、漢字で「海南鶏飯」と書かれていることがあります。これは、シンガポールでも目にしますので、やはりルーツが同じであるということだと思います。
「海南」と付いているので、中国の海南島からきた料理のように思えますが、海南島に同じ料理はないそうです。というのも、もとになった料理はあるようですが、この地域に移ってきた海南島出身の人達が、この地域で独自に作ったものらしく、オリジナルとは異なっている料理のようです。このため、タイだけでなく、シンガポール、マレーシア、インドネシアなど、南アジア地域全体に似たような料理があるそうです。
タイでは、揚げたチキンのカオマンガイもあります。いわゆるチキンカツ・ライスということになるのでしょうか。こちらは、カオマンガイトーと言います。
通常は、カオマンガイかカオマンガイトーのどちらかを頼むのですが、両方の味を楽しむことも出来ます。注文する時、「カオマンガイ・プーム・ガイトー・ドゥアイ(カオマンガイに揚げ鶏を増やしてください)」と言えば、御飯の上に2種類の鶏を乗せてくれるそうです。
カオマンガイのお店は、このように鶏肉がぶらさがっているのが目印です。
これがカオマンガイです。
こちらがチキンスープです。
これがチキンスープで炊いた御飯です。
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